ネパール仕入れ ダルバール広場のクマリの館
【クマリの館】
タメル周辺を走り廻り、それから南に下り、お客様から頼まれたアイテムを探していていたところ、カトマンズのダルバールスクエアまで来たので寄ってみました。
ネパールの古都3都の一つのカトマンズの王宮・寺院があります。
そしてカトマンズのダルバール広場の一角に、クマリの館があります。
クマリの館入り口。
クマリとは?ネパールに住む生き女神のこと。
ドゥルガーやネパールの守護神のタレージュやアンナプルナの生まれ変わりとされています。
仏教徒で満月に生まれた女の子の中から、厳しい条件をクリアした子が選ばれ初潮を迎えるまで、クマリとして生活をします。
クマリはネパール各地にいるのですが、その中でこのカトマンズスクエアにいる『ロイヤル・クマリ』が最も有名。
かつては国王も平伏したと言われています。
国の運命を占う預言者でもあるんだとか。
ロイヤル・クマリ以外のクマリは『ローカル・クマリ』と区別されます。
クマリの館の入り口を入ると建物にグルリと囲まれた中庭があって、日に数回(午前中と夕方の2度らしい)顔を見せるそうで、その姿を見れると幸運が訪れるとか。
写真撮影は禁止です。
窓の木枠の彫刻も一つ一つ違った細かい細工なので、感動して見入っていたら、奥の小さなドアから小さな男の子とそのお母さんらしき人が出てきました。
親族や友人は直接会うことができるというようなことを聞いていたので、そうなのかなー?と思っていたら、
3階の小窓の奥に小さい影が現れて、顔は見えませんでしたが、小さな手をヒラヒラ振っているのが見えました。
そこに居た人達から『クマリだ!』とどよめきが起きるという出来事が。
なのでそれがクマリだったということにしておきます(笑)