サファリ&サロン/バティック
インドネシアの男性の代表的な服装、サファリとサロンです。
サファリとは、インドネシアの男性用のシャツ。
スタンドカラーのシャツです。
そして、サロンとはテーブルクロスくらいの
長方形の布を巻いた巻きスカートのような腰巻です。
サファリは、コットン100%で、インドネシアの伝統工芸である
バティック布を印象的にポイント使いしてあります。
かぶって着るタイプと、フロント開きの2タイプ。
ジーンズやショーパンにあわせたり、
またきちんと感があるので、クールビズにもおススメです!
バティックとは、簡単に言うと布地に蝋で模様を描いて布を染めると、
その部分が染まらないので、蝋を取ると、その部分が柄になるというものです。
アジア全域で見られる技法ですが、特にジャワ島が有名で、
2009年に、ユネスコの世界文化遺産に認定されています。
日本では古くからジャワ更紗と呼ばれ親しまれてきました。
綿100%の布は、涼しく、気持ちのよいものです。
手描きで、主に植物を図案化した独特の模様・色合いは豊かでエキゾチック。
サロンは、長方形の布を体に巻き、ウエスト部分をくるくると折り込んでいくだけです。
サファリにサロン、そしてウドゥンという帽子をかぶれば、
お祭りのときなどのバリの正装となり、この格好をしていれば、
スピード違反くらいは、おまわりさんが見逃してくれるという話です(^_^)
サロンのバティック布。