ライオンに乗ったガネーシャ像
ライオンに乗ったガネーシャ
真鍮製のガネーシャ像で、頭が5個、腕が10本もあり、ライオンに乗っています。
顔がいくつもあるのは、一度にあらゆる場所を見通し、
腕が10本あるのは、様々な能力があることを表現しており、
一人で何人分もの働きをする能力を表しています。
持ち物は、右手が太鼓・斧・三叉戟・折れた牙で、
左手が蓮の花・輪縄・剣・突き棒・モーダカ(日本のモナカのいわれの元のお菓子)。
鼻のところにあるのは聖水の入った壺で、
智慧と学問の神様なので、常に聖水を飲み続けることで
絶えず勉強し、知恵を蓄え続けることを象徴しています。
そして、普通は退治した悪魔をネズミに変えて乗り物としていますが、
このガネーシャは、ライオンに乗っています。
古代ヒンドゥー教では、世界は、滅亡と誕生を4つのサイクルで繰り返しており、
その最高に良いサイクルのガネーシャの乗り物がライオンとされています。
ちなみに、4つのサイクルのそれぞれの乗り物は、
クリタ・ユガ期(ライオン)・トレータ・ユガ期(孔雀・くじゃく)
ドヴァーパラ・ユガ期(ネズミ)・カリ・ユガ期(馬)となります。
ライオンに乗ったガネーシャは、ほとんど見かけず、大変珍しいものです。
インテリアとしても見ごたえのあるこのガネーシャ像、ぜひお部屋にどうぞ。
後ろ姿も、きっちり作られています。
ライオンに乗るガネーシャ像
◆サイズ:約H38×W25×D9
◆価格:85,000円