ハヌマーン像
ヒンドゥー神話のサル族の勇猛な戦士、ハヌマーンの像です。
バリタイの入り口の門のところに新しく設置しました。
東大寺の阿吽の像のように、バリタイをお守りいただきたいものです。
台座を含めて約175cm。迫力があります。
ハヌマーンは、風神ヴァ―ユの息子で、
空を飛び、体の大きさや姿を変えることが出来るとされています。
ある時、太陽を巨大な果物と思い、天空へ飛び上がるも、
うるさく思ったインドラ(帝釈天)に顎を砕かれ、墜落死します。
父の風神ヴァ―ユは激怒し、風を吹かせるのをやめたので、
人間や動物がどんどん死んでしまい、困った他の神々が
ハヌマーンを生き返らせ不死と強さを与えたので、
ヴァ―ユは怒りを解き、世界にまた風が吹きました。
またハヌマーンは、ラーマ&シータのラーマ王子の家来で、
シータ姫がさらわれた際には、救出に大活躍しました。
これらの伝説が中国に伝わり、西遊記の孫悟空のモデルになったのは有名です。
バリ島でオーダーしました。
コンクリート製で、黒の塗装、見た目には石造りにしか見えません。
雨・風に強いので、屋外に置いても問題ありません。
彫刻が細かくて美しく、素晴らしい存在感があります。